こんにちは!
今日は、我が家で一番高価な設備「アイランドキッチン」の紹介です♪
新築一戸建てを建てるにあたって、一番重要視したのがキッチンです。
夫婦2人とも料理をよくすると言うことと、自宅で飲み会(ワイン会?)をすることも多くあるので、キッチンは広い方がいいですよね!
そして複数人で料理の準備をするとなると、
- 広い調理スペース
- 衝突しないような回遊性
が必要でした。
そうなってくると、やっぱりアイランドキッチンが候補に上がります!
リクシル(LIXIL)のキッチン「アレスタ」を選択しました^^
今回は一般的に言われているアイランドキッチンの特徴と、実際に使ってみた感想をまとめていきます。
アイランドキッチンを取り付けようか考えている方の参考になれば嬉しいです!
一般的にアイランドキッチンのメリットとして
- 開放的でおしゃれな空間
- 料理中にコミュニケーションが取りやすい
- 複数人でも料理や準備がしやすい
などがあります。
デメリットも挙げていきます。
- 広いスペースが必要
- 水や油がキッチンの外に跳ねやすい
- 収納力が限られる(散らかりやすい)
- 金額が高い
実際使った感じですが、ほんとこの通りでしたね!
でも他にもいろいろと分かったことがありますので、順番に書いていきます^^
ちなみにリクシルさんのカタログからの引用ですが、キッチンの種類の一覧を載せておきます。
今回紹介するのは右上のセンターキッチン(アイランドキッチン)です!

いろんなスタイルがありますが、どれが優れている、劣っているということではなく、それぞれに特性というか得意不得意があるということです。
私たちが取り付けたアイランドキッチンはリクシル(LIXIL)のアレスタです!
アレスタがアイランドキッチンというわけではなく、アレスタにも様々なタイプがあります。
その中でオープン対面キッチンのアイランドレイアウトを採用した、ということです!

ショールームから送ってもらった仕様は以下の通りです。

サイズなどは以下の通り。
- 横幅:277cm 奥行:97cm 高さ:90cm
- 水栓は2箇所(ハンズフリーと普通のを1個ずつ)
- オール電化住宅ですが、備え付けコンロはつけない(後で解説します)
- ワークトップ:人造大理石 シュガーホワイト
- シンク:ひろびろWサポート(ステンレス)
- 扉カラー:グロッシーバーチ
- 定価:1,618,900円
ちなみに我が家のLDKはこんな間取りです↓

木造建築なので、キッチンの横に柱と筋交を入れないと建物の強度が取れないということで、入れています・・・
実際にアイランドキッチンが納まっている写真は↓

それではこれから、実際の使い心地を解説していきますね!
先ほどLDKの中のどの位置にアイランドキッチンを配置するかを見てもらいましたので、まずはキッチンの回遊性から解説していきます。キッチン周りのスペースがどれくらいあれば使いやすいか、ということです。
キッチン周りの寸法を測ってきました!

この間取りを見た建築業者さんから「キッチンの左(125cmの所)、こんなにスペース必要?」って言われたんですが、キッチンでやりたいことが明確に決まっていたので「必要です」と押し切りました。
実際、125cmにしてよかったです!複数人で料理をする場合100cmくらいでも大丈夫だと思いますが、125cmは「スペースに余裕がある」という感じでゆったり・優雅な気持ち(笑)で料理ができます^^

住むのは自分たちなので、業者さんのアドバイスは一つの意見として聞きましょう。
もちろんプロのアドバイスですから大切なことを言ってくれることもありますが、相手も1人の人間です。実際に体験していないことは分からないこともあります。
そういうことを家づくりで思い知らされました(^^;)
話を戻して図面上のキッチン上側76cm部分。
ここは決して広くはありません。大体ですが、一般的な廊下や階段と同じくらいの幅です。

これはちょっと失敗したかもしれないポイントです。
「できるだけ大きなキッチンとスペースが欲しい!もちろん自分たちができる範囲で!」という想いでスタートした家づくり。
計画段階で、キッチンのサイズは一番大きな「横幅277cm×奥行97cm」が決定していました。
恐らく新築一戸建て住宅で良く使われているのは横幅255cmです。
それと比べると277−255=22cm。22cmの差。
277cmのキッチンで料理スペースを大きく取るか、255cmのキッチンで私たちの図面でいうキッチン上側76cmの通路を22cm大きくし98cmにして、固定資産税のUPを防ぐか・・・
事前に知っていたとしても現在の選択をしている可能性は高いですが、少なくとも購入前に選択はしたかったですね!
料理が好きな皆様には事前に伝えておきたかったので、少し長くなりましたけど書きました^^
私たちのキッチンで、恐らく「何でこんなことしてるの?」と思われるところ。
それは備え付けのIHコンロを付けずに単なる調理台の延長にしたというところだと思います。

理由は簡単です。
以前住んでいたアパートはガスコンロがついていたのですが、プロパンガスでガス代が高かったということと、卓上型のIHコンロが非常に使いやすく、ガスコンロの上に板を敷いてその上に卓上型IHコンロを2つ載せて料理をしていたんです。
- このIHコンロ、まだまだ使える
- 魚もフライパンに蓋をしたら焼けるからグリルいらない
- もう1個買えば3つになるから新しいキッチンにはコンロいらない
そんな理由で、メーカーさんに「コンロは必要ないので、何もなしは出来ますか?」と確認したところ「出来ます」ということでこの仕様にしてもらいました!
この仕様にして良かったことは
- キッチンの金額を下げることができた
- コンロの位置を自由にレイアウトできる(4個目も買うかも)
- 備付けコンロがない分、収納が増えた(これが一番でかい)
です。
この仕様にして良くなかったことは
- 配線が見えてしまう(見た目があまりスマートではない)
- 掃除の時は卓上コンロを持ち上げる必要あり
です。

元々キッチンの前面にはコンセントはなく、オプションでも付けることができなかったので、家の電気工事をしてくれる電気業者さんに「この位置にこれくらいコンセントが欲しい!」という相談はしていてOKをもらっていました。
キッチン周りのコンセントは本当に助かります。特にアイランドキッチンは周りに壁がないので、キッチン自体にコンセントを付けておかないと料理が捗らない可能性もあるので注意してくださいね!
アイランドキッチンは他の形のキッチンと比べて「収納力が少ない」ことがほとんどだと思います。
多くのキッチンは、キッチンの上側や正面に収納スペースや物を引っ掛けるスペースがありますよね。

アイランドキッチンの上に収納を取り付けるとせっかくの広い空間を感じることができなくなるので、多くの人は取り付けていないと思います。
そしてアイランドキッチンには、正面の壁はもちろんありません(笑)
正直料理をしていて効率的なのは、正面に壁があって必要な道具や調味料を最短距離で使えることだと個人的には考えています。
でもね、周りとコミュニケーションをとりながら複数人で料理をする、料理をしながらテーブルにいる人と話をする、そして何よりキッチンとダイニングが仕切られていない一つの空間を感じたいならアイランドキッチンなんです(笑)
そんなアイランドキッチンですが
アイランドキッチンを使いこなすには収納を極める
と言ってもいいくらい収納が大切だと考えています。
私が考える収納のポイントは
- 料理や盛り付けに必要ないものはキッチン収納にはできるだけ入れない
- 背面収納や背面の棚への往復を減らすための収納ポリシー
- キッチンの上にはできるだけ物を置かない
です。

今回設置したリクシルのアレスタですが、前の項目で解説した通り備付けのIHコンロを設置していないので、その空いた分も収納になっています(収納①)。個人的にはこれがめちゃくちゃ嬉しい。
一番使う場所なんですよここ。
繰り返し使うものは料理中はアイランドキッチンの上に出しっぱなしでも良いですが、料理が終わった後に収納する場所を確保しておいた方が良いと思います!これ本当に!
一時期、洗い物を置いておく水切りラックをキッチンの上に置いていました。
普段は食洗機を使いますが、洗い物が少しだけなら手で洗ってラックで乾かしておく、そんな使い方です。
ラックもさほど大きくもないのですが、それをやめて水切りマットにしたところ、ダイニングテーブルからキッチンを見た感じも、キッチンで料理をしている感覚も、圧倒的に水切りマットの方がスッキリしていて気持ちがいいです!これほんと。

アイランドキッチンの上にはできるだけ物を置かない。
調理中は置いていたとしても、調理が終われば収納する場所を確保しておく。
これを守ればアイランドキッチン本来の素晴らしさを享受することができます。
めちゃくちゃ気持ちいいですよ!
我が家のアイランドキッチンには水道を2つ導入しています。
向かって左側がタッチレス水栓。向かって右側が普通の水栓。

まずは左側のタッチレス水栓についてです。
これは実際に使ってみて「やっぱりセンサーで水が出てくれるのはめちゃくちゃいい!!」と思っていましたし、現在も良いと思っていますが、ちょっとした問題もありました。
まだ慣れていないせいもあるかもしれませんが「出てほしくない時に水が出る」という事案が発生しました。
具体的にはレバパテを作っている時、キッチンスペースが混み合っていたのでシンクの中で濾す(こす)作業をしようとボウルをシンクの中に置くと、水が自動的に流れてボウルに水が入りました!ヒィィ
センサーは上と下に付いています。
今回のケースは下のセンサー(水が出る場所)に反応して水が出てしまいました。蛇口の下を通ると自動的に水を出します。これは危ない。
・・・いや、手を洗う時などは最高なんですけど!
それからはシンクの中で作業することはあまりしないようにしています。
どうしてもシンクの中で作業する必要がある時は蛇口を可能な限りずらしておきます。
半年住んでいますが、未だに忘れることもあります・・・
もう一つは洗い物の最中ですね。
洗い物をする時は上のセンサーに手をかざして、水やお湯を出しっぱなしにします。
下のセンサーで洗い物をしていると途中で水が止まってしまう(センサーに反応しない)ことが多くて、上のセンサーを使っています。知り合いも同じようなことを言っていましたので、うちだけではないはず。
洗い物が終わって上のセンサーで水道を止めます。
その後食器を拭くのですが(料理中であれば調理器具を拭くことも多いと思います)、拭くタオルがセンサーに反応して勝手に水が流れてしまうことがあります^^;
その都度もう一度、上のセンサーに手をかざして水を止めるという動作をしなくてはなりません。
これは良くあるので、対処方法を考えてみます。
ただ総合的に見て、タッチレス水栓は非常に使い勝手は良いと思います^^
これは絶対に導入したいオプションでした!
手をかざすだけで水が流れるのは本当に楽チンです。
後、上の写真はいろんなオプションを付けていますが、普段は広いスペースとして使用しています。

我が家のアイランドキッチンは少し特殊なところもありましたが、特徴は掴めたでしょうか??
使い始めて半年なので、まだまだ使いこなせていない部分も多いと実感しています。
アイランドキッチンを検討している方、すでにアイランドキッチンを使っている熟練者の方、同じようなことで困っている方、皆様お気軽にコメントください^^