腰痛持ちが挑戦!庭の土間コンDIY

こんにちは、ちょうちんHOMEと申します。

約2年前に新築を建てましたが、外構はあまりやらずに引き渡しをしてもらいました。
玄関ポーチと駐車場の地面をアスファルトにしてもらったくらいですね。

今回は、庭の土間コンクリートを自分たちで工事をした、というテーマです。

業者さんにお願いするよりも金額面で1/5位になる代わりに、かなりの重労働が待っています。

僕は結構重い腰痛を持っているので、正直きつかったですが、少しずつ、繰り返し作業しているうちにだいぶん慣れてきました。

いろんなyoutruberさんが「素人がコンクリート打設!」という内容で動画をアップしてくれているので参考にしてみましたが、僕から見るとガッチガチのガチだったので、自分たちのできる範囲でゆるーく土間コン打ってます。

プロが作る土間コンと比べると、強度はないと思いますし、車が出入りする駐車場なんかには間違いなく使えない作り方をしていますが、庭の雑草対策や、人や自転車が乗るくらいなら何の問題もなく使えています。

できるだけ気軽に土間コンを打ってみたいという方は参考にしてみてください。

逆にちゃんと打ちたい方は、マネしちゃだめな例としては、参考にできると思います。

土間のDIY詳細

まずは準備する道具たちの紹介です。

トロ舟 1,500円~2,000円

プラスチックでできていますが、この中でコンクリートを練ります

ステンレスの桑。2,000円~3,000円

こいつで練ります。必須アイテム。

アルミショベル。2,000円~3,000円

完成したコンクリートやモルタルをすくうときにめっちゃ使えます。
アルミ製で軽いものが使いやすいです。穴を掘りたい時には使えません。

コテ。1,000円~2,000円

仕上げには必須。技術がないので小さいのは使いづらかったです。

これのサイズはばっちりでした。240mm

スコップ。100円

安いし、あったほうが何かと便利ですが、なくても大丈夫。

道具は合計で大体7,000円~8,000円で揃うと思います。

次に我が家が使った土間の材料ですが、大体1m×1mの大きさで、

  • セメント25kg×1
  • 砂20kg×2
  • 砂利20kg×2

です。

インターネットで調べてみると、

セメント1:砂3:砂利6の配合や、セメント1:砂3:砂利3の配合だったりいろんな情報がありました。

我が家の配合は

セメント1:砂1.6:砂利1.6

とセメントの割合がかなり多めになってしまいました。。。

これ、理由がありまして、60Lのトロ舟だと、この分量の半分が混ぜるのにちょうどいいくらいです。
あと、セメントだけ半分位いれて、あとは一袋ずつなので作業しやすい。

ほんとはこの分量が一気に全部入ったほうが1回で終わるので楽だと思いますが、なにせ初めてだったので、まぁこれくらいのサイズがあれば十分かなと思って60Lを買った記憶があります。

トータルの金額の話

予定している土間のサイズは大体4m×3m=12㎡くらいです。残り2㎡。

左官屋さんにお願いすると、これはお願いする業者さんによってかなり前後するとは思いますが、1㎡あたり1万円くらいなので大体12万円という計算になります。でもこれくらいの小規模になると単価はもう少し上がるかもしれませんね。

これまでにかかった金額と、あと残りの分も含めて材料費を計算すると

  • 道具:約7,500円
  • セメント25kg×12(459円×12=4,944円)
  • 砂20kg×24(228円×24=5,472円)
  • 砂利20kg×24(228円×24=5,472円)

合計:約24,000円(木枠と水道代は別途)です。

実際は、最後の方になるにつれて、土間の高さを低くしているので、砂利を少なく入れています。なので、もう少し金額は下がります。

自分たちの人件費を考えないなら約1/5の金額でできてしまいます。
DIYの楽しみや経験の一環として考えると、合う人には合うんじゃないかな。

ではここまで土間うちをしてきて、個人的に気を付けたほうが良いポイントを解説していきますね。

・基礎の作り方で仕上がりが決まります。

本当はほったり転圧したりしないといけませんが、個人のDIYなら枠から土間コンが流れないように地面を平らにしておくことが大切だと思います。

あと、これは仕上げの時に重要になりますが、雨が降った時に水が流れていくように勾配をつけることも忘れないようにしてください。とか言いつつ、若干水がたまっているところはあります。

・セメントは風に舞います。吸い込まないように注意してください。

・セメントと砂は、先にある程度混ぜておいてから水を入れたほうがいいです。

水を入れると一気に重くなって混ぜるのがしんどいので、サラサラの状態でよく混ぜておくと後が楽になります。

・端っこに固まるので、体重をかけて混ぜていきましょう。

僕のように腰痛持ちの方は腰は使わず、腰を固定して体重移動で混ぜないと、やられます。

・慣れないうちは水は多めがやりやすい(強度は落ちるらしいですが、私たちの使い方だと今のところ何の問題も出てない)

・砂利は小粒がやりやすいです。大きいと強度が出るらしいですが、土間の厚みが薄いと石が表面にごつごつ出てきます。最初からセメントと砂と砂利が混ざっているこういう商品もありますが、石が大きいことがあるので注意してください。

・表面は砂利を少なめ(モルタルに近い)の方がやりやすいです。これは土間の高さや配合にもよりますので、なんかコテで仕上げするときに砂利がごつごつするなぁと思ってたら砂利の量を気を付けてみてください。表面近くはモルタルの方が正直やりやすかったです。

・材料は一気に買い込まずその日に使う分を都度買ったほうがいい(車があってHCが近い場合ですが)外が暑すぎても寒すぎてもやる気がしないので、外に放置してしまう可能性があります。

僕が感じたことですが、自分で土間うちをするメリットとでメリットをマテオめておきますね

 

◆メリットは

  • とにかく安い
  • 愛着が沸く
  • 左官屋さんのすごさがわかる
  • 運動不足が解消される

◆デメリットは

  • 仕上がりは、それなりのレベル(これはスキルと丁寧さによります)
  • このやり方だと土間の強度は弱い
  • 体がきつい(特に腰痛)

◆こうしたらよかった

  • 四角一マス作った後、ぴったりくっつけずに隙間を開けておいて、その隙間に固まる砂を入れると見た目が良かったかも。
  • セメントと砂とコンクリの配合ですが、砂の量を増やしたらもう少しコストダウンできたかも。
  • せっかく調べたのに、全然活かしていなかったですからね。

◆まとめ

はい、今回は我が家の土間コン打ちについて解説してきました。

ほんと思い付きでスタートした感が否めないですが、参考にしてもらえると嬉しいです。

それではまたちょうちんHOMEにお越しください。